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メディカルフィットネス

膝が痛いときのトレーニング方法とは|正しい進め方を理学療法士が解説

「膝が痛いけれど、運動不足も気になる」
「トレーニングを続けたいけれど、このまま続けて悪化しないか不安」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、膝の痛みがあるときは、正しいウォーミングアップと、自分の身体の状態に合った運動選択が何より重要です。

自己流で「とりあえず筋トレをすれば良くなる」と考えて進めてしまうと、かえって痛みを悪化させてしまうケースも珍しくありません。
この記事では、理学療法士の視点から、膝の痛みが起きる基本的な仕組み、やってしまいがちな誤った対処法、そして安全なウォーミングアップの考え方までを解説します。

目次

なぜ膝は痛みやすいのか

膝関節は、体重を支えながら曲げ伸ばしという大きな可動域の動きを日常的に繰り返す関節です。
歩く、階段を上り下りする、立ち上がるといった動作のたびに、体重の何倍もの負荷がかかっていると言われています。

膝そのものに原因があるとは限らない、という点も見落とされがちです。
実際には、以下のような周辺部位の状態が、膝への負担を増やしている場合が多くあります。

・股関節の可動域や筋力の低下:股関節がうまく使えないと、その分の負担が膝に集中しやすくなります
・足首の硬さ:足首の動きが悪いと、着地や踏み込みの衝撃が膝に逃げやすくなります
・お尻や太もも周りの筋力バランスの崩れ:特にデスクワーク中心の生活では、お尻の筋肉(殿筋)が使われにくくなり、膝周りの筋肉に負担が偏りがちです


つまり、膝の痛みは「膝だけの問題」ではなく、「身体全体の使い方のクセ」が結果として膝に表れているケースが多い、ということです。

この視点が、後述する「評価の重要性」につながっていきます。

やってしまいがちな間違った対処法

膝に痛みを感じたとき、次のような対処をしてしまう方が多く見られますが、状態によっては悪化につながる可能性があります。

■痛みを我慢して同じトレーニングを続ける
「筋力をつければ痛みが取れるはず」という考えで、スクワットやランニングなどの負荷が高い運動を痛みがあるまま継続してしまうパターンです。
原因を特定しないまま負荷をかけ続けると、炎症が引かず慢性化するリスクがあります。

■逆に、完全に運動をやめてしまう
痛みを避けるために身体を動かすこと自体をやめてしまうと、筋力や柔軟性がさらに低下し、結果として膝への負担が増えるという悪循環に陥ることがあります。

■ネットで見た情報のストレッチ・筋トレを自己判断で試す
一般的に「膝に良い」とされる運動でも、痛みの原因や身体の状態によっては合わない場合があります。
同じ「膝の痛み」でも、原因やタイプは人によって大きく異なるため、画一的な方法がすべての人に当てはまるわけではありません。

運動前に行いたいウォーミングアップの考え方

膝に不安がある状態で運動をする場合、ウォーミングアップの質が非常に重要になります。
特におすすめしたいのが「ダイナミックストレッチ」と呼ばれる、動きを伴うタイプのウォーミングアップです。

なぜダイナミックストレッチが重要なのか

従来型の「伸ばした姿勢を静止して保つストレッチ(静的ストレッチ)」は、運動前に行うと筋肉の出力が一時的に低下し、関節を支える力が弱まる可能性があると言われています。
運動前には、実際の動作に近い形で関節を動かしながら、周辺の筋肉や関節を徐々に温めていくダイナミックストレッチの方が適しているとされています。

膝の負担を軽減するという観点では、膝そのものよりも、股関節・足首・体幹周りを動かして準備することがポイントになります。

一般的なダイナミックストレッチの例

以下は一般的に行われている例です。
痛みが強い場合や、動作中に痛みが出る場合は無理に行わず、中断してください。

■レッグスイング(脚を前後・左右に振る動き):股関節周りの可動域を引き出す
■ヒップサークル(股関節を回す動き):股関節の柔軟性と血流を高める
■アンクルロール(足首を回す動き):足首の可動域を確保し、着地時の衝撃を分散しやすくする
■軽い負荷でのボディウェイトスクワット(浅い範囲から):実際の動作パターンで筋肉を活性化させる

これらはあくまで一般的な例であり、「これをやれば膝の痛みが改善する」というものではありません。
次の項目で説明する通り、本当に重要なのは「自分の身体にとって、どのウォーミングアップとどの運動が適切か」を見極めることです。

セルフケアで様子を見てよい場合と専門家に相談すべき場合の違い

以下のようなサインがある場合は、自己判断でトレーニングを継続せず、専門家に相談することを検討してください。

■安静にしていても痛みがある
■膝に熱感や腫れがある
■特定の動作(階段の昇降、しゃがみ込みなど)で痛みが強く出る
■2週間以上、軽い運動でも痛みが引かない
■過去に膝の怪我・手術歴がある

これらに当てはまらない軽度な違和感であっても、「そもそも自分の身体のどこに負担が偏っているのか」が分からないまま運動を続けることは、遠回りになってしまう可能性があります。

本当に大事なのは「評価」に基づいた運動選択

ここまで一般的なウォーミングアップの考え方をお伝えしてきましたが、実はこれは前提の一部に過ぎません。
同じ「膝が痛い」という症状でも、原因は人によってまったく異なります。

■股関節の筋力低下が原因の人
■足首の硬さが原因の人
■過去の怪我によって動作のクセができている人
■単純な運動不足による筋力低下が原因の人

これらはすべて「膝が痛い」という同じ訴えとして現れますが、必要なアプローチはまったく違います。
ネットの一般的な情報や、自己流のトレーニングでは、この「原因の見極め」ができないため、対症療法的になりがちです。
だからこそ重要なのが、身体の状態を評価できる専門家の存在です。

・どの動作で、どの角度で痛みが出るのか
・可動域や筋力に左右差はないか
・姿勢や動作のクセがどこに影響しているか

こうした評価を行った上で、その人に合ったウォーミングアップの内容や、負荷・種目を個別に組み立てていくことが、遠回りせずに安全にトレーニングを継続するための最も確実な方法です。

Rifegymが選ばれる理由

Rifegym(渋谷)は、国家資格である理学療法士が在籍し、厚生労働省認定の運動療法施設として運営しています。
「なんとなく身体に良さそうな運動」ではなく、一人ひとりの身体の状態を評価した上で、根拠に基づいたウォーミングアップとトレーニング内容をご提案しています。

膝の痛みに限らず、「運動を続けたいが、このままのやり方で合っているか不安」という方は、まず専門家による評価を受けてみることをおすすめします。

まずは体験セッションで、ご自身の身体の状態を確認してみませんか。
体験やお問い合わせはトップページからLINEを追加してください。

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